ガス給湯器のお湯が出ない時など故障の対処法、予防ケアについて

お湯が出ない時、主に考えられるのは次のようなことです。
・水栓（蛇口）に原因がある
・自然災害や天候などによるもの ・給湯器に原因がある

原因によって対処方法、取替が必要な機器が変わるため、まずはお湯が出なくなった原因をチェックします。

なぜお湯が出ないのかを把握するために、ご自宅全ての蛇口（キッチン・浴室・洗面など）でお湯＆水が出るかご確認ください。そして、次のポイントを確認します。

• お湯も水も出ない
• 一部だけでお湯が出ない
• どの蛇口でもお湯だけが出ない

• お湯も水も出ない
• 一部だけでお湯が出ない
• どの蛇口でもお湯だけが出ない

• お湯も水も出ない
• 一部だけでお湯が出ない
• どの蛇口でもお湯だけが出ない

お湯が出ないだけではなく、ガスコンロ、ガスファンヒーターといった他のガス機器まで使えない場合は、ガスの供給がされていない状態ということも考えられます。大元のガスが使えないから給湯器も使えず、お湯が出ないという状況ですね。給湯器の問題とは少し違いますが、ここではガス供給元についても解説します。

• ガスメーターが遮断されている
• ガスの元栓が閉まっている
• プロパンガスが残り少ない

• ガスメーターが遮断されている
• ガスの元栓が閉まっている
• プロパンガスが残り少ない

• ガスメーターが遮断されている
• ガスの元栓が閉まっている
• プロパンガスが残り少ない

電気系統という言葉は専門的ですが、実はシンプルに「リモコンを消してしまっていた」といった場合もあります。お湯が出ない！となると特に冬場はあわててしまいますが、落ち着いてこちらもチェックしてみてください。

• リモコンが切れている
• ブレーカーが落ちている
• コンセントが抜けている

• リモコンが切れている
• ブレーカーが落ちている
• コンセントが抜けている

• リモコンが切れている
• ブレーカーが落ちている
• コンセントが抜けている

【電気系統はこちらもチェック】リモコンにエラーコードが表示されていたら

給湯器のリモコン（浴室用、キッチン用）に、エラーコードが表示される場合があります。コードの内容は取扱説明書等に記載がありますので、そちらを見て自分で対応可能なものは対応して解決することができます。
エラー内容によってはメーカーへの修理依頼が必要です。

メーカー別、ガス給湯器のリモコンエラーコードについて詳しいご案内ページをご用意しておりますので、こちらからご覧ください。

エラーコードについて

また、メーカーへお問い合わせ済みで給湯器の交換をお決めになっている方は、こちらから当店お取扱中の商品をご覧ください。

給湯器一覧を見る

自然災害等が引き金になり、お湯が出なくなることもあります。豪雨により給湯器内の湿度が上がり点火不良を起こす、地震によりガスメーターが作動してガスを遮断する、といった例が挙げられます。

大雨や台風、地震、落雷、寒波による凍結など、自然災害といっても様々なものがありますが、給湯器は屋外に設置するため天候、ひいては自然災害の影響を受けやすいものと言えます。台風や豪雨といった水害、落雷等については特に注意が必要です。

下記のページで自然災害時の給湯器トラブルの実例や対処法をご紹介しますので、万一に備えてチェックしてみてください。

自然災害によるトラブルについて

給湯器は値が張る製品で、長くお使いいただくものです。当店ではお使いの期間の長さでお決めになることをおすすめしています。

給湯器の寿命は、標準的な使用条件で10年前後と言われています。
また、10年程度経っていなくても、長年給湯器を使用していると音がうるさくなったり、水漏れが発生したり、臭いがしてくることもあります。 このような症状が出てきたら交換のサインです。

買い替えて2～3年程度であれば修理をおすすめします

商品によって1～2年のメーカー保証がついており、費用負担も少なく修理することができます。当店では独自の無料保証をおつけしております。

10年近く使用されている給湯器の場合

長年使用されている給湯器だと保証期間も過ぎ、修理代が3万～5万円以上かかる場合が増えてきます（7年前後の使用でも故障部品によっては同様の金額がかかる場合があります）。しかも、修理できたとしても他の部品も同じように耐久年数が近いため、結局また違う箇所で故障する可能性があります。

そこからの10年でかかる何度かの修理代を考えると、結局買い替えの方が安くなる可能性が高く、省エネ効率もアップしてガス代削減も期待できます。耐久年数を過ぎた製品をリスクを抱えて修理を繰り返すよりも、コストパフォーマンスの意味でもおすすめと言えます。
先を見越しての買い替えもご検討ください。

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給湯器の選び方について知る

症状追い焚きができない

循環フィルターに髪の毛や湯垢、小さな異物などが詰まって追い焚き機能が動作していない可能性があります。浴槽の循環フィルターを取り外し、専用の洗浄剤などを使って汚れを除去すると回復するかもしれません。湯量や湯温を測るセンサーの不具合、電気系統の不具合なども考えられます。説明書を見てリモコンのリセットを試すと直ることがあります。

症状煙が出る

不完全燃焼を起こしているか、給湯器内部に異物が入り込んで燃えている可能性があります。そのまま使い続けることは危険なので、すみやかに給湯器の電源をオフにしガス栓も閉じて、ガス給湯器メーカーに連絡して指示を仰いでください。

症状異音がする

給湯器からピーという笛のような音や低く唸るような音がする場合は、ファンモーターの故障が考えられます。ガス給湯器メーカーに修理や部品交換を依頼しましょう。危険なのは点火時に小さく爆発するような音がする場合です。ガス臭いようであれば不完全燃焼の可能性が高いので、早急に連絡する必要があります。

原因給湯器の能力を超えて使用している

一人暮らし向けの給湯器を複数人で使用するなど、給湯器の能力（一度に使用できるお湯の量）を超えた使い方をして過度な負担がかかり、故障するケースがあります。

原因メンテナンス不足による劣化

給湯器は定期的な点検とメンテナンスが必要です。外装の変色・サビ・穴あき、給気口・排気口のごみ・ホコリ、配管からの水漏れなどがあれば早急に対処する必要があります。

原因雨風による損傷・劣化

とくに屋外に設置する給湯器の場合は雨風による影響を受けます。また細かい砂、積雪、海が近い場合は潮風なども損傷や劣化を促すことがあります。

原因配管の損傷

部品劣化など何らかの理由で配管に損傷が生じると水漏れなどのトラブルが起きます。また、給湯器を取り付ける際の配管の整備不良などが損傷を招いていることもあります。

原因リモコンの損傷

リモコンも故障することがあります。電源が入らない、運転ランプがつかない、エラー表示が消えないなどの症状があり、原因は液晶や基盤、配線に何らかのトラブルが起きていることなどが考えられます。

給湯器の故障の原因はさまざまありますが、故障を防ぐためにもしっかりと理解しておく必要があります。 また自身で給湯器の故障に対処できない場合や不完全燃焼が疑われる場合は、必ずガス給湯器メーカーに連絡をしてください。

お湯が出ない、というよりも「使えない」というトラブルにあたりますが、凍結についてもご紹介しておきます。

ガス給湯器が凍結して使えなくなってしまった！というケースは、意外と比較的温暖な地域で起こることが多いです。寒冷地では凍結への予防策が普段から取られているため起きにくいのですが、日頃は凍結が起きないような土地で思わぬ寒波が来た時などに予防を上回って冷え込み、凍ってしまうといったケースです。

ここでは給湯器が凍結してしまう原因と、凍結してしまった際の対処法をご案内します。また凍結防止の対策についてもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

凍結の原因と予防・対処法について詳しく見る

ガス給湯器の水漏れは比較的よくあるトラブルの1つです。
水漏れの原因は様々なことが考えられ、よくある原因としては下記のようなものが挙げられます。

・経年劣化
・配管の凍結
・取付時のミス

水漏れはそのままにしておくと場合によっては危険を招くケースもあるため、早め早めの対処がベストです。
放置するとどんな危険があるのか、修理すべきか交換すべきかといったこともご案内しておりますので、詳しくはこちらのページをご覧ください。

ガス給湯器が水漏れした時について詳しく見る

ここまでのチェックポイントや号数を確認して、設置する商品をお選びください。

また、当店では「今使っている品番」から取付可能な給湯器をご案内しております。もしどの給湯器を選んでいいか分からないという場合、ぜひお役立てください。