一般的なカーポートは、外壁との間に隙間を空けて設置します。しかし、その隙間から雨が吹き込んでしまうことも……。車から降りて家に入るまでに濡れたくないという方も多いと思いますが、カーポートと外壁の隙間をなくすことはできるのでしょうか。今回は隙間をなくす方法について解説します。
カーポートの隙間はなぜ必要?
カーポートの柱やフレームなどの素材は、軽くて丈夫なアルミ製が主流です。一般的なカーポートは、台風などの強風が吹いたときには全体をしならせることで、風の衝撃を逃す構造になっています。つまり、揺れるのです。
カーポートが揺れると外壁にぶつかって傷つけてしまったり、カーポートそのものが破損したりするリスクがあります。そこで、カーポートと外壁の間に隙間を空けて、ぶつからないようにしているのです。そういった事情でカーポートは、外壁からある程度の隙間をとって設置するのが一般的となっています。
カーポートと家の外壁の隙間をなくしたいという要望が多い理由
ではなぜ、カーポートと外壁の隙間をなくしたいと思う方がいるのでしょうか。おもな理由としては、以下のようなものがあると考えられます。
雨の入らないスペースを広く確保したいため
雨が入らないスペースを広く確保できれば、雨の日でも濡れずに車の手入れなどができるようになります。また、洗濯物を干すスペースとしても便利です。
家から車に移動する際に雨に濡れたくないため
家から車に移動するとき、隙間があると雨にあたって濡れてしまうことがあります。隙間を埋めることで濡れずに行き来できます。
車や駐車場が吹き込む雨で汚れるのを避けたいため
隙間があると、どうしても雨が吹き込んでしまいます。そのため、せっかく屋根のあるカーポートを設置していたのに、雨で車が汚れてしまうことも……。
また、地面が土の場合は、ぬかるんで足元を汚してしまう可能性があります。コンクリートで固めている場合でも、日当たりが悪い場所ではコケが生えるなど見栄えが悪くなってしまうこともあるようです。
カーポートを外壁から隙間なく設置する方法
上記のような要望に対して、カーポートと外壁の間に隙間をなくす方法がないわけではありません。屋根を外壁に直接取り付けるように固定する壁付け専用の隙間が生まれないカーポートも取り扱いしております。
これから新しく設置するのであれば、このタイプを選べば問題なく隙間をなくすことができるでしょう。
すでにカーポートを設置している場合は、隙間を覆う雨よけを外壁にビス留めするなどして対処できます。隙間の幅よりも少し大きめの雨よけを選ぶことがポイントです。
外壁を傷つけないために、本来カーポートは、外壁との間に隙間を空けて設置する仕様になっています。しかし、「隙間をなくしたい」という要望が多いです。
そんな要望を持つ方に向けて、壁付け専用のカーポートも販売されていますし、外壁に雨よけを取り付けることで、隙間をふさぐこともできます。
ぜひ、カーポートと外壁の隙間が気になる方は、現状にいちばん合った方法を検討してください。
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