自転車やバイクを雨や雪、日差しから守ってくれる「サイクルポート」。実際に設置する場合には、どのサイズを選ぶのがよいのでしょうか。限られた敷地を有効活用するためにも、最適なサイズを把握して、無駄がなく使い勝手のよいサイクルポートにしたいものです。
そこで今回は、サイクルポートのサイズを選ぶ方法や、そのポイントを詳しく解説していきます。
サイクルポートの選び方 その1.自転車・バイクの台数・サイズを調べる
サイクルポートを選ぶ際には、まずは最適なサイズを正しく把握することが大切です。以下のポイントを参考にしてサイクルポートのサイズを調べていきましょう。
自転車・バイクの台数を調べる
サイクルポートを設置する際に大切なのが、現在使用している自転車とバイクの台数だけでなく、子どもが大きくなったときなどに増える可能性のある台数も考慮しておくということです。
将来的に台数が増えそうな場合は、余裕を持った広さを確保しておきましょう。
自転車・バイクの幅を調べる
自転車やバイクは種類によっても横幅が異なります。あらかじめ幅をしっかりと調べておき、出し入れしやすい広さを確保しておくことが大切です。
自転車・バイクの全長を調べる
自転車やバイクの全長もサイクルポートを設置する際には重要なポイントになります。最も全長の大きなものに合わせて、サイクルポートの大きさを決めていきましょう。
サイクルポートの選び方 その2.立地条件を調べる
サイクルポートはどんな場所でも設置できるというわけではありません。自転車やバイクの出し入れがしにくかったり、使い勝手が悪かったりしないよう、設置場所の立地条件をきちんと確認する必要があります。
その際には、以下の項目についてチェックしておきましょう。
自転車・バイクがはみ出さない面積か調べる
サイクルポートを設置する場所の面積を調べ、自転車やバイクがはみ出してしまわないかを確認しましょう。
地盤に問題がないか調べる
サイクルポートを設置する際には柱を地中に埋める必要があります。地盤に問題がある場合には地盤改良などの対応が必要になるため、コストが割高になってしまう場合もあります。地盤について不安がある場合は、現地調査時に合わせて確認してもらうと良いでしょう。
干渉物がないか調べる
サイクルポートの設置場所の周りに、玄関ドアやカーポート、軒、塀、植栽などの干渉物がないかを確認しましょう。
設置エリアの積雪に関する状況を調べる
冬場に雪が降る地域では、積雪量に合ったサイクルポートを選ぶ必要があります。積雪量の多い地域は特に注意が必要です。
サイクルポートのサイズ選びに関するそのほかのアドバイス
サイクルポートを設置する際には、以下の項目についても知っておきましょう。
サイクルポートの幅の切り詰めは可能だが規格により限界がある
サイクルポートを設置する場所に十分なスペースがない場合、サイクルポートの幅を切り詰めることもできますが、切り詰められる幅はメーカーの規格ごとに異なります。
設置スペースが狭すぎる場合、カーポートを切り詰めても、設置できないケースがあることを理解しておきましょう。
商品イメージがわかない場合は業者に現地調査をお願いするとよい
サイクルポートにはさまざまな種類がありますが、どのタイプが設置可能なのかイメージしづらい場合には、事前に業者へ依頼をして現地調査をしてもらうのがおすすめです。
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サイクルポートのサイズ選びにお悩みの方は、ぜひ上記でご紹介した内容を参考にしてください。