キッチン・台所をリフォームしたいけど、コストがかかりそうで心配。それなら「補助金(助成金)」を利用してはいかがでしょうか。国や自治体などからキッチンリフォームの費用の一部を補助してくれる制度があります。
本記事ではキッチンリフォームに利用できる補助金制度について、対象となる工事や補助額、もらうための条件など、詳しく解説します。
当店は「住宅省エネ2024キャンペーン」の登録事業者です。
当店で対象リフォーム工事を行った場合は当店を介して補助金申請が行えます。
※2024年7月16日時点の情報です。申請にあたっては各サイトで最新情報をご確認ください。
キッチン・台所の改修工事のうち、次のようなリフォームであれば補助金制度が利用できる可能性があります。
キッチンは家庭の中でもエネルギー消費の大きい場所です。環境への負荷を減らし、家計にもやさしいキッチンの省エネリフォームに補助金がご利用いただけます。
具体的には高効率給湯器(エコキュートなど)や節湯水栓の設置・交換、窓の断熱リフォームなどがあります。
省エネリフォームに使える補助金制度の例
子育て世帯などを対象に、家事の負担を減らす住設機器の設置や、子育てしやすいキッチンにするためのリフォームに補助金が利用できます。
具体的には、ビルトイン食器洗機や掃除がしやすいレンジフード、自動調理に対応したコンロの設置、対面型キッチンへの交換などがあります。
家事負担を減らすリフォームに使える補助金制度の例
高齢者などが安全かつ快適に食事や料理ができるように、バリアフリー改修を行った場合に補助が受けられます。
具体的には滑りにくい床材への交換、手すりの設置、床の段差解消などがあります。
バリアフリー改修に使える補助金制度の例
数ある補助金制度の中から、台所・キッチンリフォームに利用できるものをまとめて紹介します。
補助金事業名 |
主な対象リフォーム |
補助額上限 |
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※当店で申請可能 |
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20~60万円/戸 |
※当店で申請可能 |
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200万円/戸 |
※当店で申請可能 |
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最大23万円/台 |
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80~210万円/戸 |
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20万円/人 |
当店では、2024年11月20日をもって交付申請の受付を終了しました。
子育てエコホーム支援事業は、「住宅省エネ2024キャンペーン」の一環として、国土交通省が実施している補助金事業です。18歳未満の子を有する子育て世帯と夫婦いずれかが39歳以下の若者夫婦世帯を対象に、新築住宅の取得や住宅の省エネ改修等に対して補助を実施しますが、住宅リフォームに対してはその他の世帯も対象です。
台所・キッチンリフォームでは、エコキュートなどの高効率給湯器や節湯水栓、ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフード、自動調理機能付きのビルトインコンロなどの設置が補助の対象です。
また、キッチンに窓がある場合は内窓など開口部の断熱リフォーム、キッチンにエアコンを付ける場合はエアコン設置にも補助金が利用できます。
補助金の上限は世帯タイプや住宅購入の有無などによって異なり、1戸あたり20万円~最大60万円となっています。
当店は「住宅省エネ2024キャンペーン」の登録事業者です。
当店で対象リフォーム工事を行った場合は当店を介して補助金申請が行えます。
対象者 |
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対象期間 |
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補助額上限 |
子育て世帯・若者夫婦世帯
その他の世帯
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関連記事:住宅省エネ2024キャンペーンでお得にリフォーム!
キッチン関連の対象リフォームと補助額
子育てエコホーム支援事業で、台所・キッチンリフォームに使える補助金は以下のとおりです。
注意すべきは「任意工事」は「必須工事」と同時に工事しなければ補助の対象にならない点と、1申請あたりの補助額合計が5万円未満は対象外となってしまう点です。
工事内容 |
補助額 |
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必須工事 |
内窓 |
最大34,000円/箇所 |
高効率給湯器(エコキュートなど) |
30,000円/戸 |
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節湯水栓 |
5,000円/台 |
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任意工事 |
ビルトイン食器洗機 |
21,000円/戸 |
掃除しやすいレンジフード |
13,000円/戸 |
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ビルトイン自動調理対応コンロ |
14,000円/戸 |
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キッチンセットの交換を伴う対面化改修工事 |
90,000円/戸 |
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空気清浄機能・換気機能付きエアコン |
最大26,000円/台 |
当店で申請可能な子育てエコホーム対象リフォームについては、下記ページをご覧ください。
住宅省エネ2024キャンペーンでお得にリフォーム!
窓の断熱リフォームを行う場合は、「子育てエコホーム支援事業」と同時期に実施されている「先進的窓リノベ2024事業」との併用がお得です。
たとえば内窓なら、子育てエコホームが1窓あたり最大34,000円の補助に対し、先進的窓リノベは最大112,000円と、そもそもの補助額が大きくなっています。
加えて、子育てエコホームのみでは補助額合計が5万円以上でないと補助が受けられませんが、併用なら2万円以上でOKになること。さらに、併用なら任意工事のみでも補助が受けられることがメリットとして挙げられます。
ただし、同一の窓に対して2つの補助金を重複して受けることはできませんのでご注意ください。
子育てエコホームと先進的窓リノベを併用するメリット
子育てエコホームのみの場合と、先進的窓リノベを併用した場合の比較
先進的窓リノベ2024事業の概要
対象者 |
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対象期間 |
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対象工事と補助額 |
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エコキュートの設置・交換を行うなら、子育てエコホーム支援事業と同時期に実施されている「給湯省エネ2024事業」の方がより高い補助が受けられます。子育てエコホームは1戸あたり30,000円の補助であるのに対し、給湯省エネは1台あたり80,000円が補助されます。
また、給湯省エネでは高性能なエコキュートを設置した場合、1台あたり最大5万円の性能加算があります。さらに、電気蓄熱暖房機または電気温水器の撤去を伴う場合は最大10万円加算されるため、エコキュート1台につき最大23万円が補助されます。
当店おすすめの補助金対象エコキュート
給湯省エネ2024事業の概要
対象者 |
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対象期間 |
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対象工事と補助額 |
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補助上限 |
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参照:給湯省エネ2024事業
エコキュートの加算額について
性能加算額(※) |
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撤去加算額 |
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※性能加算の要件
A要件:翌日の天気予報や日射量予報に連動することで昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するもの
B要件: 2025年度の目標基準値+0.2以上の性能値を有するもの、またはおひさまエコキュート
エコキュートの補助額の比較
子育てエコホーム支援事業 |
給湯省エネ2024事業 |
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30,000円/戸
※補助額5万円以下は対象外のため、他のリフォーム工事と同時に申請する必要あり
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80,000円/台
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交付申請や補助金の還元は登録事業者が行います。お客様自身が申請することはできませんので、ご注意ください。
当店は「住宅省エネ2024キャンペーン」の登録事業者です。
当店で対象リフォーム工事を行った場合は当店を介して補助金申請が行えます。
子育てエコホーム支援事業を
利用するメリット
参照:子育てエコホーム支援事業
既存住宅の長寿命化や省エネ化を促進し、住みやすく環境にもやさしい住宅ストックを形成することを目的に実施されている補助金事業。国土交通省が実施しています。
条件(※)を満たすことで、1住戸につき最大210万円が補助されます。
キッチン関連のリフォームでは、三世代同居対応のためのキッチン増設工事やガス・IHコンロ、ビルトイン食洗機、食品収蔵庫、食器棚(造り付け)等の設置工事、高効率給湯器・LED照明などの省エネルギー対策工事、バリアフリー改修などが補助金の対象です。
※三世代同居対応改修工事を実施する場合、若者・子育て世帯が改修工事を実施する場合、既存住宅を購入し改修工事を実施する場合は50万円を上限に加算
補助を受けるための要件 (すべて満たす) |
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対象期間 |
通年申請タイプ
事前採択タイプ
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補助上限 |
※三世代同居対応改修工事を実施する場合/若者・子育て世帯が改修工事を実施する場合/既存住宅を購入し改修工事を実施する場合は最大50万円を加算 |
補助対象となるリフォーム工事
●住宅の性能向上工事
対象となるリフォーム工事の例
●三世代同居対応改修工事
対象となるリフォーム工事の例
※躯体工事、建具等の除却工事は含まない
●子育て世帯向け改修工事
対象となるリフォーム工事の例
●防災性、レジリエンス性の向上改修工事
防災性の向上改修工事
レジリエンス性の向上改修工事
申請方法
交付申請等の手続きは、事業者が行います。詳しくは下記サイトをご確認ください。
介護保険が使えるキッチンリフォームは、手すりの設置や段差の解消、床面の改修といった、バリアフリー化を目的とした工事が対象です。
介護保険でキッチンリフォームを行うためには、利用者が要支援1以上の介護認定を受けていること、入院や施設入所をしていないこと、改修を行う住宅に住んでいること、過去に住宅改修費の支給を受けていないことなどの条件を満たす必要があります。
補助要件
対象者 |
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補助額上限 |
一律 1人20万円 |
補助対象となる |
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申請方法 |
工事が終わったら、工事完了後の写真と領収書を保険者に提出し、正式な支給申請を行います。 |
キッチンの省エネ化やバリアフリー化を行うリフォームに、地方自治体の補助金制度が利用できるケースがあります。
一例として、東京都・大阪市・神戸市の事例をご紹介します。
家庭における省エネ行動を促進するため、東京都が実施している補助金事業「東京ゼロエミポイント」。東京都に住所を有する個人が、自宅に設置済みの冷蔵庫、エアコン、給湯器、照明器具を買い替えた際に、ゼロエミポイントが付与されます。
これまでは、ポイント数に応じて商品券とLED割引券が交付される仕組みでしたが、2024年10月から登録事業者の店舗で購入した際に、ポイント相当分が割引される方式に変更されました。
さらにエアコンと冷蔵庫に関しては、製造年から15年以上経過した製品を対象製品に交換した場合、ポイント(割引額)が上乗せされます。
都民の方で電気代が気になる方は、この機会に省エネ家電への買い替えを検討されてはいかがでしょうか。
当店は「東京ゼロエミポイント」の登録事業者です。
当店で対象リフォーム工事を行った場合は当店を介して補助金申請が行えます。
対象者 |
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対象期間 |
※予算の消化状況により期日が早まる可能性があります。 |
大阪市では子育て世帯や新婚世帯の市内居住の促進および、民間賃貸住宅ストックの有効活用を図るため、子育て世帯等向けに改修工事を行う賃貸オーナーに対し、改修工事費用の一部を補助します。
キッチンリフォーム関連では、台所設備の新設・改良や、窓の断熱改修工事等が補助対象になっています。
対象となる |
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補助対象工事 |
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補助額 |
補助対象工事費の1/3(1戸当たり75万円)まで ※千円未満切捨て |
兵庫県神戸市では、高齢者や障がい者の方が、自宅で安全・快適に暮らせるようにバリアフリー工事を行う際、費用の一部を助成します。
対象者 |
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助成額上限 |
最大100万円(介護保険20万円を含む) |
このように、キッチン・台所のリフォームに利用できる補助金制度は多数あります。補助金制度は、対象期間であっても予算に達し次第終了してしまうものが多いため、補助金を使いたい場合は早めにリフォームを検討してみてください。
キッチン・台所のリフォームのことなら生活堂へ!
当店では、キッチンリフォームの補助金事業についてのご相談も承っておりますので、補助金を活用したい場合はぜひお気軽にご相談ください。
住宅省エネ2024キャンペーン
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エコキュートの補助金
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