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システムキッチンの選び方・失敗しないための基礎知識

システムキッチンの選び方・失敗しないための基礎知識

マイホームの要だという方も多い、キッチン。調理も後片付けもしやすく、体に合っていて、デザイン面でも気に入る使いやすいものにしたいですよね。そんな理想を叶えるためには、キッチンの選び方を押さえておくことが大切です。
こちらのページでは、システムキッチンの選び方を本体から組み込む設備機器といった項目ごとにまとめ、当店独自のサービス「ききプラス」についても解説しています。

目次

当店オリジナル!お得にシステムキッチンをグレードアップできる「ききプラス」

ききプラス このマークが目印!

ききプラスは、生活堂独自のお手軽グレードアップカスタマイズです。キッチンに組み込む住設機器を入れ替えられ、しかもシステムキッチン本体と別メーカーの製品が選べるのは他社にない柔軟なサービス。施工管理者がお客様のご希望をお伺いしながら進めていく点も、安心できるとのお声をいただいています。

「ちょうどいい」カスタマイズ。それがききプラス

ききプラスがない場合は…

選択肢がありすぎて、どれがいいのか悩んでしまう。機器の機能を有効に使える組み合わせが分かりにくい。

ききプラスがない時のイメージ

ききプラスがある、生活堂なら…

住設機器のプロがセレクトした設備から好みのものを選べるから、決めやすくて安心!

ききプラスがある時のイメージ

ききプラスなら、各種パーツを人気・おすすめ・定番のものからお選びいただくことができ、失敗しないキッチンづくりが可能に。
メーカーを横断して設備を選べるのが、生活堂独自の大きなメリットです。システムキッチン本体はラクエラ、水栓はリクシル、コンロはリンナイ、食洗機はパナソニック…といったように、自由度の高い組み合わせが可能になります。

  • パナソニックロゴ
  • リクシルロゴ
  • TOTOロゴ
  • クリナップロゴ
  • リンナイロゴ
  • ノーリツロゴ
  • ハーマンロゴ

サイト開設19年のノウハウで、自信をもってオススメできる商品を揃えています!

人気のシステムキッチンも、ききプラスでグレードアップできます!

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キッチンのレイアウト

使いやすいキッチンというと機能豊富で収納がたくさんあって…と思いつきますが、その前に大事なのが疲れにくい動線を敷くことです。意外と見過ごされがちな部分ですが、このポイントを押さえるのと押さえないのでは使いやすさ、疲れにくさがまったく違います。

キッチンリフォームは、動線を見直すチャンス

動きにくいな、と思うことなく動き回れるのが、快適なキッチン動線です。冷蔵庫、シンク、加熱機器(ガスコンロやIHヒーター)。頻繁に移動するこの3ヶ所を結んだワークトライアングルが大切です。
3辺の合計が360~660cmにおさまるようにすると、むだな動作が減り収納・作業スペースが十分確保できてちょうどいいと言われています。それぞれの場所に2、3歩で移動できるイメージです。

キッチン内の動線イメージ

システムキッチンのI型とL型

システムキッチンは、I型、L型、アイランド型、ペニンシュラ型などに分類されます。当店でのお取り扱いは、基本的にI型となります

  メリット デメリット
I型キッチンイメージ

I型キッチンのメリット

・お手頃な価格帯の商品が多い
・商品の選択肢が豊富
・作業動線が横移動だけでよい
・狭いスペースにも設置しやすい

I型キッチンのデメリット

・壁付の場合、リビングやダイニングからキッチンの中が見えやすい
・間口を長くした場合、作業動線が長くなる
L型キッチンイメージ

L型キッチンのメリット

・デザイン性の高い商品が多い
・作業スペースを広く取れる
・作業動線が短い

L型キッチンのデメリット

・I型より高価な傾向
・キッチンに必要な面積が大きい
・コーナー部分がデッドスペースになりやすい

※L型は現地調査にてご確認となります。また、I型からL型へのリフォームは承っておりません。

キッチンの高さの選び方

キッチンの高さというと、基本的にワークトップ(キッチンのカウンター)の高さを指します。キッチンの寸法、というと広さも気になりますが、高さも非常に重要なポイントです。

ワークトップの高さ選びには目安があります

ワークトップの高さは「身長÷2+5cm」が基本とされ、身長160cmの方なら、160cm÷2+5cm=85cmとなります。当店ではワークトップの高さは85cmを標準として80cm、90cmをご用意していますので、お使いになる方に合ったキッチンをお求めいただけます。

キッチンの高さイメージ

普段あまり意識しないこの高さ。5cmを手元で見ると大きな寸法の差を感じにくいですが、実際に使い続けると大きな違いになってきます。低すぎると常にかがんで作業する状態になるので腰を痛めやすく、高すぎると鍋やフライパンの取り回しが悪くなります。
台所は日に何度も、そして長年使う場所なので、ぴったり合った使いやすいサイズを選びたいですね。

ウォールキャビネット(吊戸棚)も合わせて見直しを

収納力を大幅アップさせる吊戸棚

収納力を格段に上げる設備がウォールキャビネット。吊戸棚とも呼ばれ、キッチン上部の壁に取り付ける収納棚ですね。使用頻度が低い調理器具や、ストック類の置き場としてもよく使われます。

「スペース上食器棚を増やせない」「普段使わない調理器具などの収納を用意したい」といった場合にその威力を発揮します。

ウォールキャビネットも、現在お使いのキッチン寸法を実際に測り、ワークトップの高さと合わせてリフォーム後のキッチンをシミュレーションしてみることをおすすめします。

キッチン本体(開き扉・スライド収納)の選び方

システムキッチン本体のキャビネット(収納)は、開き扉タイプにするかスライド収納タイプにするかの選択になります(どちらかのみの商品もあります)。キャビネットはキッチンにおける大きな収納場所なので、お手持ちの食器や今後増やしたい調理器具などを踏まえてどちらかをお決めになることをおすすめします。

キャビネットを開き扉にするかスライド収納にするか

開き扉タイプは昔ながらの収納方式で、コストパフォーマンスに優れているのがメリットです。収納するものはあまりないという方や費用面を重要視する方に人気です。

スライド収納は今人気のあるキャビネットで、たっぷり機能的にたくさんのものがしまえる点がメリット。デメリットは開き扉タイプに比べると費用面で上回ることです。

スライド収納が標準の、おすすめシステムキッチン

ワークトップ・シンク

ワークトップとシンクの図解

ワークトップ

調理や下ごしらえ、盛り付けなどの作業を行う天板・カウンターのことです。システムキッチンではコンロやシンクと一続きになっていることが多く、流し部分とキャビネットなどが別々になっているキッチンに比べ、お手入れがしやすくなりました。
素材として人気なのがステンレス、人工大理石、人造大理石で、各社様々工夫を凝らしたワークトップを発表しています。

ワークトップの奥行に注目

ワークトップの奥行解説

特に注意したいのがワークトップの奥行き。65cmが主流ですが、あえて60cmをお選びになる方もいらっしゃいます。 ・通路を広く取りたい
・手を伸ばして物を取りやすい方がよい
・スペース上、コンパクトなシステムキッチンを設置したい
台所全体の動線や使用スタイルを考え、適切な奥行きを選びたいところです。

自分の使いやすい奥行きはどのぐらいか、まずは現在お使いのキッチンの奥行きを測ってみることをおすすめします。

ワークトップの奥行が60cm/65cmから選べるキッチン(一例)

シンク

昔ながらの言い方だと「流し」の部分です。調理開始から後片付けまで使い続けるシンク。
水回りという点もあって、どのメーカーも使いやすさやお掃除のしやすさ、清潔さなどを追求しています。ステンレスや人工大理石アクリストンなど、素材も様々。

パナソニックはスキマレスシンクという、カウンターとシンクの接合部の隙間をなくしてお掃除がラク、かつ汚れが溜まりにくい排水口を採用したシンクを発売しています。
TOTOからは強く、お手入れカンタンなエンボス+ラクピカコートのスペースアップシンク、クリナップからはお料理中などに使う水がゴミや汚れを手前の「流レール」に集めながら流れる新発想の流レールシンクなど、機能豊かなシンクが揃っています。

キッチン扉カラー・グレード・素材

キッチン扉はカラー、グレード、素材など選べる要素が多数

キッチン、場合によってはリビングダイニング全体の印象まで変えてしまう扉カラー。デザインカスタマイズの最大のポイントと言っていいでしょう。最近は単色のカラーも様々なトーンのものがあり、ウッド調のパターンも人気を集めています。
低圧メラミン、ペット樹脂(PET)、ダップ樹脂(DAP)など素材も色々で、つや消しタイプのものから鏡面タイプのものまでバリエーション豊かです。

取っ手(ハンドル)もこだわれます

使い勝手と全体の印象も左右する取っ手(ハンドル)

使い始めると意外と気になるのが収納の扉につけられた取っ手です。ハンドルタイプ、ショートバータイプなど形状はいくつかあり、収納の前面に沿って設けるタイプのライン取っ手は、お掃除も楽だとご好評です。

商品によってはデザインが豊富に揃えられているものもあり、トータル的にインテリアにこだわりたいという方はこちらの設備もチェックされています。

お手入れしやすい、キッチンパネル

タイルよりもお手入れが楽になる、キッチンパネル

キッチンの壁面に取り付ける、耐火性の高いパネルがキッチンパネルです。特にコンロ側の壁面へ取り付けます。

耐火性だけでなく油汚れがつきにくい素材で作られ、目地のあるタイルよりもお掃除しやすいというメリットがあり、お手入れがラクなことを重要視する方にとても人気です。拭き掃除がラクなので、オススメすることも多い設備です。

棚下灯で調理中も手元を明るく

棚下灯をつければいつでも手元が明るくなります

吊戸棚の底面に取り付けるのが棚下灯で、キッチン手元灯などとも呼ばれます。キッチンで料理をする際手元が暗くなってしまう位置取りだと、棚下灯があることで安心して作業することができます。

厚み2cm程度の薄いものやタッチレススイッチタイプも出ており、作業の邪魔にならないよう配慮がされています。

ききプラスで選べる、充実の設備

ききプラスでは、次の機器を好みに合わせて組み合わせていただくことができます。システムキッチンと異なるメーカーの設備をお選びいただけるので、非常にご好評です。

システムキッチンイメージ

組み込める機器の一例

キッチン水栓
  • リクシルロゴ
  • TOTOロゴ
  • イメージ
ベーシックな水栓、便利なシャワー水栓、デザイン性の高いグースネックタイプ、非接触で人気のタッチレス水栓と、幅広くご用意しております。浄水器内蔵型もお選びいただけるので、コンパクトに浄水をお使いになりたい方にご好評です。
ビルトイン浄水器
  • パナソニックロゴ
  • クリンスイロゴ
  • イメージ
水栓と別に設置する、ビルトインタイプの浄水器。ウォーターサーバーを置くよりも省スペースで、手軽に使えるのがメリットです。水栓のみとは配管が異なるなど、後から単独で設置するよりも同時に工事する方がスムーズです。
食洗機
  • リンナイロゴ
  • パナソニックロゴ
  • イメージ
システムキッチンの設備でも非常に人気のある食器洗い乾燥機。スライドオープン・フロントオープン、浅型(ミドル)・深型(ディープ)と、ニーズに合わせた商品をラインナップしています。
調理機器
  • リンナイロゴ
  • パナソニックロゴ
  • ノーリツロゴ
  • ハーマンロゴ
  • イメージ
住設機器の販売・工事も豊富な実績を持つ生活堂がおすすめする、ビルトインガスコンロもしくはビルトインIHクッキングヒーターです。シンプルでお手頃なモデルからハイクラス商品まで、広く取り揃えております。
オーブン 一気に取り付けることをおすすめしている機器の1つがオーブンです。後付の場合は既存の収納を撤去する工程などもあるため、オーブンをお使いになる予定がある場合はリフォーム時の設置をおすすめします。
レンジフード 当店では機能性、デザイン性などから選出したレンジフードを豊富にご用意しています。コンロとの組み合わせで使用可能になる連動機能はとても人気です。排気性能や先々を考慮し、間口90cmをおすすめしています。

※調理機器がガスコンロの場合はガスオーブン、IHコンロの場合は電気オーブンとなります。

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