もしかして故障？台所の換気扇が回らないときの原因とは？

投稿日：2017年04月20日

コンロから上がった熱気や湯気を集め、外に追い出す換気扇。焼魚や炒め油の臭いを部屋に充満させないよう、調理中は常に換気扇を回すようにしている方が多いのではないでしょうか。それだけではなく、換気扇は、ガス漏れ発生時の事故予防にも欠かせない設備です。万が一、突然換気扇が回らなくなったり、気になる兆候が見られたら早めに専門店へ相談し対応してもらう必要があるでしょう。

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台所の換気扇が回らないときの原因

台所の換気扇が回らないときには、以下のようなポイントを確認してみましょう。

換気扇の油汚れ

換気扇のプロペラやファンに油汚れが付着していると、回転のバランスが崩れモーターの軸に負担をかけてしまいます。そのまま放置すると軸が変形し部品の交換が必要になることもあるため、定期的に取り外して油汚れを取り除くことが大切です。

電気回線不良

回線の不具合で、電気が流れない状態になっている場合があります。掃除中に誤ってコードに触わってしまい、接触が悪くなっていることも考えられます。自分で点検する場合は、必ず電源を切ってから行いましょう。分解が必要になる部分は、安易に触れると感電してしまう恐れもあるため、業者に依頼し点検してもらいます。

部品の故障

内部の部品やスイッチに不具合が生じている場合があります。部品の劣化・故障なのか、汚れによる接触不良なのか、業者に確認してもらい、原因を特定してもらいましょう。

換気扇の故障の予兆　

以下に挙げるような「予兆」があった場合は、内部モーターに異常が発生している可能性があります。また、換気扇自体の寿命が近づいてるケースも少なくありません。

音がうるさくなった

稼働時の音がうるさくなったり、「ゴー」「ブォー」「カタカタ」といった異音が聞こえるようになったら、モーターの軸部分に不具合が発生しているかもしれません。モーター内部のオイル不足や回転軸の変形、ズレが原因と考えられます。そのまま稼働させると、ファンが破損するため大変危険です。

換気効率が悪くなった

ファンは回っているのに、なかなか換気されない（換気効率が悪くなった）場合は、モーター自体に寿命に近づいているか、ダクト内に汚れが溜まり目詰まりを起こしていると考えられます。

故障の疑いがあれば

業者に相談する際は、換気扇に貼ってある検査証や取扱説明書で型番を確認してから連絡すると対応がスムーズになります。また、製造から10年以上経過した機種では、買い替えも検討してみましょう。最近の製品は、静音・省エネ機能に優れており、長期的に考えればコストを安く抑えることができます。いずれにせよ、素人では判断がつきにくい部分ですので、業者に状態を確認してもらいましょう。

　
換気扇を回さなくても、窓を開ければ問題なしと考える方も少なくありませんが、油汚れや湿気は思っている以上に部屋中に拡散しています。屋内の衛生状態を維持し火災の発生を防ぐためにも、台所の換気扇は必須の設備。家庭での定期的なお手入れを欠かさず行ない、万が一故障の予兆が見られたら、できるだけ早く業者に相談しましょう。

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