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電気代やガス代を抑えるために、住宅設備機器を省エネタイプに交換したいとお考えの方必見!いま、省エネ性能の高いものにリフォームすると、国から補助が受けられます。
ここでは国が実施する補助金事業の「住宅省エネ2025キャンペーン」について、概要や対象リフォーム、補助額など現地点でわかっていることを速報値としてまとめました。
また、2024年度とどこが変わったのかについても案内していますので、ぜひ参考にしてください。
※国会での補正予算の成立が前提となります。
※2025年1月7日現在の情報です。内容は変更される可能性があります。
※参考資料:国土交通省 報道発表資料[PDF]
「住宅省エネ2025キャンペーン」とは、住宅の省エネルギー化を強力に推進するため、国が実施している補助金事業の総称です。環境省・経済産業省・国土交通省の3省が連携し、住宅の断熱リフォームや高効率給湯器の導入などに対して補助を行います。
「子育てグリーン住宅支援事業」「先進的窓リノベ2025事業」「給湯省エネ2025事業」「賃貸集合給湯省エネ2025事業」の4つの事業で構成されており、各事業を併用することや、ワンストップで申請することも可能です。
子育てグリーン住宅支援事業 | 先進的窓リノベ2025事業 | 給湯省エネ2025事業 | 賃貸集合給湯省エネ2025事業 |
---|---|---|---|
予算 2,500億円 |
予算 1,350億円 |
予算 580億円 |
予算 50億円 |
ひと言 子育てエコホーム支援事業から名称変更。住宅リフォームを幅広くカバー! |
ひと言 内窓など、開口部の断熱リフォームに利用できる。補助額が大きいので要チェック! |
ひと言 エコキュートを交換するならこちらがお得!電気温水器等の撤去で加算補助あり! |
ひと言 集合住宅のオーナーさん向け。エコジョーズ等への取替にかかる経費の一部を補助! |
国土交通省 | 環境省 | 経済産業省 | 経済産業省 |
断熱改修やエコ住宅設備の設置 | 窓やドアの断熱改修 | 高効率給湯器の設置 (エコキュートなど) |
省エネ型給湯器の設置 (賃貸集合住宅向け) |
最大 60万円※1 |
最大 200万円/戸 |
最大 21万円/台※2 |
最大 10万円/台 |
詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※1 リフォームの場合
※2 エコキュートの場合。加算補助を含む
工事着工期間
2024年11月22日以降
交付申請期間
2025年3月下旬~予算上限に達するまで
※遅くとも2025年12月31日まで
どの事業も予算が上限に達すると交付申請の受付が終了されますし、終了間際はたいへん混み合います。また、住宅省エネキャンペーンは登録事業者を通じて交付申請を行う必要がありますが、登録事業者が早期に受付を終了する可能性が高いです。
当店においても2024年度はお申し込み多数につき、11月20日をもって受付を終了させていただきました。確実に補助を受けるために、終了時期よりも1か月以上余裕をもって工事や申請依頼を行うことをおすすめします。
「子育てグリーン住宅支援事業」は、2023年度までの「こどもエコすまい支援事業」や2024年度の「子育てエコホーム支援事業」に続く補助金事業です。省エネ住宅の新築や、既存住宅のリフォームを行う際に補助が受けられます。
名称に「子育て」とありますが、リフォームに関しては昨年同様、すべての世帯が対象となります。
※参考資料:国土交通省 報道発表資料[PDF]
付帯工事は必須工事を2種以上行う場合に限り補助対象となります。単独では補助が受けられないため、ご注意ください。
先進的窓リノベ2025事業、給湯省エネ2025事業、賃貸集合給湯省エネ2025事業と組み合わせて利用することも可能です。その場合、先進的窓リノベは必須工事の①、給湯省エネおよび賃貸集合給湯省エネは必須工事の③として扱われます。
区分 | 対象工事 | 補助額上限 |
---|---|---|
必須工事 | ①開口部の断熱改修 |
必須工事①②③のうち 3種すべてを実施 60万円/戸 いずれか2種を実施 40万円/戸 |
②躯体の断熱改修 | ||
③エコ住宅設備の設置 | ||
付帯工事 | ④子育て対応改修 | |
⑤バリアフリー改修 | ||
⑥空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 |
③のエコ住宅設備について、昨年度は節水型トイレや高断熱浴槽、エコキュート、エコジョーズ給湯器、節湯水栓などが対象となっていました。また④の子育て対応改修には、ビルトイン食洗機や掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ(ガス・IH)、浴室乾燥機などが対象でした。今年度の対象リフォーム工事はまだ発表されていませんが、詳細が分かり次第、こちらのページでお知らせします。
2024年度は子育て世帯および若者夫婦世帯と、それ以外の世帯とでリフォームの補助額上限が異なっていましたが、2025年度はすべての世帯が共通で必須工事3種のうち何種実施するかにより補助額が異なる方式に変わりました。
必須工事は①開口部の断熱改修、②躯体の断熱改修、③エコ住宅設備の設置の3種があり、このうち3種すべてを実施すると最大60万円/戸、3種のうち2種を実施すると最大40万円/戸の補助が受けられます。
既存住宅の窓を、高い断熱性能を持つ窓にリフォームした場合に、1戸あたり最大200万円(対象費用の1/2相当)の補助が受けられます。また、窓の改修工事と同時に行う場合に限り、ドアの断熱リフォームも補助の対象となります。
複数回申請を行う場合であっても、1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請できません。
グレード | 大きさの区分 | ||
---|---|---|---|
大 | 中 | 小 | |
SS (Uw1.1以下) |
106,000円 | 72,000円 | 46,000円 |
S (Uw1.5以下) |
65,000円 | 44,000円 | 28,000円 |
A (Uw1.9以下) |
26,000円 | 18,000円 | 12,000円 |
給湯は、家庭におけるエネルギー消費の中でもっとも大きな割合を占めています。給湯省エネ2025事業は高効率な給湯器の導入を促進する国の補助金事業。エコキュート、ハイブリッド給湯器、エネファームの導入に対し、補助を実施します。
対象者 |
|
---|---|
対象となる 住宅 |
新築住宅または既存住宅(戸建て・共同住宅を問わない) |
対象となる 機器※ |
|
※当店では「給湯省エネ2025事業」の対象である「ハイブリッド給湯機」「エネファーム」の取扱いはありません。
基本額 | 6万円/台 | 補助上限 戸建住宅:いずれか2台まで 共同住宅等:いずれか1台まで |
---|---|---|
A要件を 満たす |
10万円/台 | |
B要件を 満たす |
12万円/台 | |
AB両方を 満たす |
13万円/台 |
エコキュートを導入する際、蓄熱暖房機または電気温水器の撤去を伴う場合は補助額が加算されます。
たとえばAB両方の要件を満たすエコキュートを導入し、かつ蓄熱暖房機の撤去を伴う場合、最大21万円/台が補助されます。
残念ながら、エコキュートの基本額が1台あたり8万円から6万円に下がりました。また、撤去による加算額も蓄熱暖房機が10万円から8万円/台に、電気温水器が5万円から4万円/台に、それぞれ減額されています。
とはいえ、高額なエコキュートの導入コストを抑えるためには大変有効な補助金です。エコキュートの購入をご検討中の方はぜひお見逃しなく。
「賃貸集合給湯省エネ2025事業」は、マンションなど既存賃貸集合住宅の賃貸オーナー等を対象とした補助金事業です。従来型ガス給湯器をエコジョーズやエコフィールに取り替えた場合に、経費の一部を補助します。
追い焚き機能があるかないか、ドレン水の排水工事を行うかどうかによって補助額が変わり、最大10万円/台が補助されます。
設置する給湯器 | 追い焚き機能 | 補助額 |
---|---|---|
エコジョーズ | なし | 5万円/台 |
あり | 7万円/台 | |
共用廊下を横断してドレンレールを敷設した場合 | 8万円/台 | |
エコフィール | なし | 5万円/台 |
あり | 7万円/台 | |
浴室へのドレン水排水(三方弁、三本管(二重管含む))工事の場合あり | 10万円/台 |
工事内容によっては昨年度よりも高い補助(最大10万円/台)が受けられるようになりました。
また、申請は既存賃貸集合住宅1棟あたり1台以上の取り替えが対象となります。