中古エアコンの購入を検討しているけれど、最新型のエアコンと比べて電気代がかなり高いのでは?そんな風に心配している方もいらっしゃると思います。
確かに年々、エアコンの省エネ性能は進化していますので、最新型のエアコンに比べると電気代は高くなる傾向にあります。
とはいえ、エアコンの省エネ性能はここ10年くらい大きくは変わっていませんので、中古であってもそれほど電気代を心配しなくてもいいかもしれません。
エアコンの年式・型式による電気代の違いについてまとめました。
動画でまるわかり!中古エアコンの電気代について
中古エアコンの電気代について、最新型の新品と比べてどれくらい高いのか動画を使ってご紹介します。
エアコンの電気代を計算する方法
エアコンの1年間の電気代を調べたいときは、エアコンのカタログなどに掲載されている「期間消費電力量」に、「1kWhあたりの電気料金単価」を掛けることで計算できます。
たとえば期間消費電力量が750kWhのエアコンを1年間使った場合の年間電気代は
750kWh×電気代単価27円(※)=20,250円
となります。
期間消費電力量が少ないほど省エネエアコンになりますので、エアコンを購入する際は参考にしてください。
※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力目安単価」
10年前のエアコンと比べて消費電力量はどれくらい違う?
(出典:経済産業省 資源エネルギー庁)
10畳用エアコン(2.8kWクラス)の消費電力量を比較してみると、2009年型エアコンの平均は978kWh/年だったのに対し、2019年型の省エネエアコンは811kWh/年に下がっています。
電気代は消費電力に27円(※)を掛けると求めることができますので、
(978-811)×27円=4509円
となり、最新型の省エネエアコンに買い替えることで年間約4,500円の節約につながることが分かります。
(※公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会「新電力目安単価」)
エアコンの消費電力量は10年間ほぼ横ばい
エアコンの期間消費電力量は毎年少しずつ下がっていますが、2010年からはほぼ横ばいを続けており、10年前のエアコンと比べても省エネ性能に大きな違いはありません。
出典:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ型製品情報サイト」
ただし、これはあくまで新品の場合の比較です。長年使っていれば当然、汚れや経年劣化によってエアコンの性能は落ちていきますので、電気代も多くかかります。
メーカーによるとエアコンの寿命は約10年とされていますので、10年以上使っているエアコンであれば買い換えによるメリットは十分期待できるでしょう。
また、エアコンは使い方によっても消費電力量が大きく変わります。正しい節電方法を行うことで、エアコンの電気代を安く抑えることが可能です。
使用期間の短い中古エアコンの場合は?
では、製造から数年経った使用期間の短い中古エアコンはどうでしょうか。
中古エアコンは新品の数万円引き~半額程度で買えるお得なエアコンです。
電気代に関しては、最新型のエアコンに比べるとわずかに高くなるものの、それほど大きな違いはありません。それよりも、使用期間が重要です。
使用期間が短く年式が比較的新しいエアコンであれば、省エネ性能も高く電気代削減のメリットが得られます。
さらに新品を買うよりも本体代を抑えられるので、トータルで見てコストパフォーマンスに優れていると言えるでしょう。
まとめ
中古エアコンであっても年式が10年前くらいのものであれば、カタログ上のスペックに大差はなく、電気代が高くなりすぎることはありません。
ただし、使用期間が長いものはそれだけ汚れたり部品が劣化したりしているので、中古エアコンを購入する場合は使用期間がなるべく短いものを選ぶようにしましょう。
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